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20年前に家無しおじさんから言われた一言「龍」【雑記】

今は2021年3月27日(土)なんだけど、18時を回って、仕事(バー)の準備をしようと外に出たら、西の空に飛行機雲が見えた。その雲は、山頂の方から、天高く空に向かって伸びていた。そして、その先で二つに別れた雲になっていた。

まるで、龍だった。ボクは、偶然、昇り龍を見たのだ。そして、その龍を見ながら、ボクはふと20年前を思い出した。今日は、そんな思い出ばなし。

ちなみに、ボクは実家のカフェのナイト営業でバーを週に三日ほどやっている。バーと言っても人通りも少ない場所なので、19〜22時までのふらっと立ち寄れる飲み屋みたいなものだ。

路上ライブに絡みはつきもの

18歳から路上ライブをしていたボクは、とにかくいろんなところに行っては、騒音を奏でていた。フォークギターなんだけど、歌が下手くそだから、騒音か雑音でしかなかったろう。でも、楽しかったからどうでも良かった。

路上で歌っていると、いろんな人が声をかけてくる。懐かしむおじさんや、酔っぱらい、若い人にからかわれたこともあるし、女性に声をかけられたこともある。別にその後に繋がることはなかったが、、、ともあれ、いろんな人が声をかけてくれるんだけれど、とりわけ強烈に覚えているのが、タイトルになっている「家無しおじさん」だ。つまり、ホームレスのおじさん。

京都は四条の高島屋が閉まった後、ボクと相方は、ギターを抱えて出かけていき、そこで1〜2時間ほどライブの練習もかねてよく歌っていた。

ある日、フラフラしながら歩み寄ってきたのが、家無しおじさんだった。

さすがに「マジか。。。」逃げたくなったけど、気を悪くさせたくもなかったし、適当に相手をしていた。歯がなかったのか、酔っていたのかは忘れたが、何を喋っているのかはよく分からなかった。

そのおじさんは、ボクらに差し入れをくれた。どっかでもらってきたサーモンの刺し身だった。

『これを今食べなければいけないのか?』(心の声)

相方は、絶対に食べる人間ではない。となれば、この眼の前の家無しおじさんを怒らせることなく、気持ちよく早く立ち去らせるには、ボクが犠牲になるしかなかった。幸い、次の日にもお腹を下すことはなかったんだけど。。。

おじさんからのお告げ

ボクが食べたことで、おじさんは気分よく去っていた。そして、去り際にこういった。

「龍になれ!天高く舞い上がる龍になれ!」

家無しおじさん

正直、その時は笑った。だけど、ボクが今日見たあの飛行機雲は、龍だった。天高く舞い上がる龍そのものだった。

あのおじさんは神様だったのか?お告げをくださっていたのかも知れない。

そう思うと、ボクは何か大きなことが待っているような気がして、ワクワクした。そこで、仕事までにこの記事を書き終えようとキーボードの前に座った次第だ。

何があるのかは知らないけれど、ボクはあの家無しおじさんのお告げの通り、天高く舞い上がる龍になるのだろう。これは誰の役にも立つような記事ではないけれど、20年も前でも鮮明に思い出すほどにインパクトある出逢いだったのだ。

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